会社案内
木炭の原料となる森林
木炭原料の「かしの木」の山です。 伐採した後の切株から新しい芽が出て生長してきます。これを萌芽更新(ぼうがこうしん)といいます。かしの木などの広葉樹は萌芽更新で山は再生されていきます。その生長の過程で樹木は大気中の二酸化炭素を酸素に換えていきますので、植物の生長は二酸化炭素の削減に貢献していることになります。
会長挨拶
弊社は平成31年4月で創業95年目を迎えます。これもひとえに、長年ご愛顧いただきましたお客様のお蔭だと厚く御礼申し上げます。
現在、木炭の国内消費量は16万~17万トン台でおおむね横ばいですが、国内生産量は年々減少傾向にあり、平成27年には対前年13%減の約1.8万トンとなりました。このことは国内のすぐれた製炭技術を引き継いでいく後継者が育っていないことを表しています。
弊社は地場産業として地域の資源を活用しながら、雇用環境を整え、安全第一の職場づくりを目指しています。特に子育てと自宅介護を可能にする雇用環境づくりをめざし、従業員の生活を守ることを第一の目標に掲げています。
現在、60歳代のベテラン従業員から、高校卒業したばかりの若い従業員まで、平均年齢は平成30年で43歳の従業員26名を雇用しています。新人従業員は木材の伐り出し技術、炭窯造りの技術、製炭技術や木酢液の精製技術を学び、法で定められた各種資格を習得し、安全講習を受講しながら、良質な木炭を安定的に生産して、お客様のお役に立つ商品づくりに努め、伝統技術の継承を行っております。
私どもの居住する球磨地域は子育てに恵まれた環境ですが、少子高齢化が進んでおります。そのような状況下で、職場にやりがいと家庭に生きがいを見出すことで、地域の活性化に貢献できるものと確信しております。
会社概要
■会社名 | 株式会社尾鷹林業 |
■所在地 | 〒868-0422
熊本県球磨郡あさぎり町上北277-15 |
■電話番号 | 0966-45-1136 |
■FAX番号 | 0966-45-2811 |
■役 員 | 代表取締役 野村 友彦 |
取締役会長 尾鷹 一範 | |
■設 立 | 平成元年12月6日 |
■資本金 | 1,100万円 |
■従業員数 | 正社員22名 パート・アルバイト4名 (2024年 7月 1日現在) |
■業務内容 | 樫木炭・木酢液の製造及び販売
木材の生産販売・素材生産業・育林事業 |
会社沿革
■1924年 | 尾鷹政一商店 創業 |
■1962年 | 資本金600万円で合資会社尾鷹義弘商店を設立 |
■1978年 | 上村大字765番地に木炭工場建設を始める。 |
■1988年 | 資本金500万円で株式会社尾鷹林業を設立 |
■1989年 | 合資会社尾鷹林業を合併し、資本金1100万円となる。 |
■1992年 | 木酢液精製工場を新設する。 |
■1995年 | 蒸留器を設置し、木酢液の分析を始める。 |
■2006年 | 20窯目の炭窯、木酢液精製工場が完成する。 |
■2014年 | 硬度の堅い黒炭を生産するための試験窯を2基築窯する。 |
■2014年 | 薪の販売を始める。 |
■2024年 | 創業100年を迎える。 |
交通アクセス
熊本県球磨郡あさぎり町上北277-15